和歌の浦SDGsプロジェクト(2023年から継続中)

和歌の聖地、和歌山という名の始まりの地で学ぶSDGsなまちづくり

ふるさとに学び、ふるさとを愛する(和歌山学)プロジェクト型学習

和歌山という名になったのか僕たちが学ぶことがまちづくりになる。そうだ!僕たちの街は僕たちがつくる。  

 

地域に学ぶとは,教材との出合いを地域に直接かかわることから見つけ出し,地域の「ひと・もの・こと」とのふれあいの中で社会的事象を考えるきっかけをもたせることである。これからの社会は市民がこれまで以上に主体的に参画することが求められている。そのためには,地域との主体的なかかわりをもとうとする子供を育てることが必要である。ふるさと和歌山にこだわり地域に学ぶ理由は,子供たちが心のふるさととして,自分たちの生活する地域やまちなどを大切にする心を育てたいと考えたからだ。また,子供自身が地域社会の中で様々な実情に目を向け,そこに暮らす人々(和歌山県内の大学生や自治体,大学,企業やNPO等の地域のさまざまな人)との直接的な関わりをもつ中で,学び,自らの思いや願いを表現し,問い続ける主体的な活動が,地域社会に強い愛着や誇りをもつことにつながる。子供自らが学びをつむぎ,ふるさとに学ぶ、また、大学生はこのふるさと和歌山学に関わることで豊かな人間性とコミュニケーション力をもち本音で語り、苦労や楽しさを共感できる仲間ができ、このふるさと和歌山に誇りももつ事ができるのである。 

 

            梶本久子 和歌山市立楠見小学校校長 総合的な学習の時間研究会会長

 


和歌の浦SDGsプロジェクト:環境とこころの教育そして観光まちづくり

日時:10月25日(金)

会場:和歌の浦アートキューブ 開始:10:00~

1部 和歌の浦湾の文化とエコツーリズム

       信時 正人 神戸大学学術研究推進機構SDGs推進室客員教授(和歌の浦SDGs)

  楠部 真崇 和歌山工業高等専門学校 教授

           

          

2部 和歌山市立小学校での和歌の浦学習(社会科学習・総合的な学習の時間)

  和歌の浦SDGs 小学生発表会

        開始:13:00~15:00

  ○発表:和歌山市立小学校(楠見小学校ほか)

  ○和歌山市環境部(和歌山市のリサイクルや脱炭素の取り組み紹介)

  ○各企業の取り組み発表

  ○2023年10月から和歌山市内の小学校で、和歌の浦の千三百年の歴史、

   千三百年記念大祭の内容などについて継続的に学習会、視察会、発表会を続けています。

  ○この活動に参加した多くの子どもたちが、10月27日の大祭当日に主人公のひとりとして祭りを盛り上げてくれることになっています。

 


市町川・奠供山・鏡山・妹背山・髙津子山の美化・整備ボランティア募集

NPO法人 和歌の浦 自然・歴史・文化支援機構/名勝 和歌の浦 クリーンアップ・和歌の浦万葉薪能

和歌の浦SDGsプロジェクト×楠見小学校

 

①市町川の美化

○和歌に詠みたい景観の象徴として、和歌浦三社を結ぶ市町川の美化・整備に取り組みます。

○和歌山市の未来を担う小学生を大人たちがサポートするかたちで実施します。

 

②奠供山・鏡山・妹背山および髙津子山の整備

○名勝和歌の浦 玉津島保存会と連携して、聖武天皇が和歌の浦の景観を愛でた奠供山および鏡山、

重要な歴史的景観である妹背山の展望や安全性向上するため和歌山県の許可のもと樹木を剪定します。剪定した木は、子どもたちのアイデアを生かし活用します。